のんびりラビッツシネマ

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映画『マイ・プレシャス・リスト』鑑賞レビュー

ハーバード大学飛び級で卒業ながら、コミュ力0の少女の成長を、『マイ・インターン』プロデューサーが手掛けた最新作『マイ・プレシャス・リスト』鑑賞しました!

 

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(C)2016 CARRIE PILBY PRODUCTIONS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

 

 

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あらすじ

ニューヨークのマンハッタンで暮らすキャリー(ベル・パウリ―)はIQ185、ハーバード大学飛び級で卒業した天才だが、友達も仕事も持たず、読書ばかりしている【コミュ力】ゼロの屈折女子。話し相手はセラピストのペトロフネイサン・レイン)だけ。ある日彼はキャリーにリストを渡し、そこに書かれた6つの課題をクリアするように告げる。「何のために?」「それで問題はすべて解決するの?」半信半疑ながらも、まずは金魚を2匹飼い始め、昔好きだったチェリーソーダを飲み、新聞の出会い広告でデート相手を探し…と1つずつ項目を実行していくキャリー。そして、人と関わり打ち解けたり傷ついたりする中で、徐々に自分の変化に気づいていく。キャリーは果たしてリストを全てクリアして、幸せを手にすることができるのか――?

映画『マイ・プレシャス・リスト』公式サイト

 

 

IQ185の天才だけどコミュ力ゼロ!等身大の少女の姿に勇気を貰える

 

 

本作の主人公のキャリーは14歳にしてハーバード大学に入学したIQ185のニューヨーク暮らしの天才少女です。しかし、大学を卒業しても職なし友達もなしの引きこもりのような生活。14歳にして飛び級した早熟な彼女はコミュ力ゼロのいわゆる“こじらせ女子”なのです。

そんな彼女を見かねたセラピストから渡された6つの課題が書かれたリスト。しぶしぶ課題をクリアしていくことでキャリーの取り巻く環境は変わっていくという物語です。

 

天才は感覚は凡人とは違うから共感出来ないと思いきやIQ185と言ってもひとりの19歳の少女です。ちょっとプライドが高くて頭でっかち。一週間に17冊も読書する文学少女なだけあって道徳心は高く嘘はつけない。寂しさを心に抱えながらも素直になれない女の子、それがキャリーなのです。

 

そんなキャリーもセラピストから提案された「幸せになるためのリスト」を通して、「新しいこと」に次々と挑戦していきます。そのリストも「友達を作る」「ペットを飼う」「デートに出掛ける」など、難しい内容ではなく半信半疑。しかし、ここで大事なのはリストの内容ではなく、殻を破って新しいことに挑戦することなのです。

リストにチェックをしていくにつれ、仕事も始め新たな出会いや、様々な経験をしていくキャリー。

決していいことばかりではないし迷うことも多いけど行動に移すことで何かは変わるかもしれない。本作はそんな一歩を踏み出す勇気を与えてくれる映画です。

 

 

 

憧れの街・ニューヨークの魅力

 

世界でも最もおしゃれで最先端な街、それはニューヨークでしょう。『プラダを着た悪魔』、『マイ・インターン』、映画を観てニューヨークに憧れる人も多いのではないでしょうか?本作もそんなニューヨークが舞台となっており、その魅力が詰まっています。

オフィスの窓から見えるそびえ立つエンパイア・ステート・ビル、劇中でふらっと立ち寄るおしゃれなカフェ、常に煌びやかなネオンと大きくお洒落な看板が彩るタイムズスクエアと、画面に映る背景がいちいちお洒落です。セントラルパークで散歩もしてみたい!

劇中、クリスマスイブにニューヨークの街を散歩するシーンを5分ぐらいワンカットで撮ったシーンがとても印象的でした。お洒落な看板、味のある建物の外観、クリスマスに浮かれる人々、それだけでも絵になるニューヨークの魅力が溢れる象徴的なシーンでした。実はこのシーン街を封鎖などせず、エキストラも4人しか使っていないそうです。なのでショッピングを楽しむ通行人など一般の方も映り込んでいるわけです。リアルなニューヨークを垣間見れるシーンでした。

 

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(C)2016 CARRIE PILBY PRODUCTIONS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

 

プラダを着た悪魔 (字幕版)

プラダを着た悪魔 (字幕版)

 

 

 

 

今後の活躍が期待される主演・ベル・パウリーの魅力

 

 

本作の主人公・キャリーを演じたのはイギリスの女優、ベル・パウリーです。彼女は主演した『ミニー・ゲッツの秘密』では第25回ゴッサムインディペンデント映画賞の女優賞を受賞した、今注目の若手俳優です。

ハーバードを飛び級で卒業したIQ185の天才だけど、コミュ力ゼロの19歳の少女を見事に演じました。彼女の魅力はまずポスターを見ても分かる通り、大きくて綺麗な瞳です。映画館の大きなスクリーンで見るとさらにその瞳が際立ち、吸い込まれそうになります。

 

エル・ファニング主演の『メアリーの総て』、クリステン・スチュワートと共演した『ロスト・エモーション』など、公開が控えており今後の活躍が期待されます。

 

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ミニー・ゲッツの秘密 (字幕版)
 

 

 

 

まとめ

 

鑑賞前はあらすじなどを読んで、人を見下したような天才女子の物語なのではと不安でしたが、キャリーは天才だけど愛すべきキャラクターでした。

誰もが羨むような経歴を持ち、容姿端麗な一見完璧に見える少女はコミュ力ゼロで不器用、だけど自分に嘘がつけない誰よりも純粋で真っ直ぐな性格をしています。そんな等身大の女の子が新しいことにチャレンジして奮闘する姿には勇気をもらえます。リストも決して実現不可能ではなくほんの少しの変化ですが、何をするかではなく、まず何かを始めることが大事なんだと気付かされた気がします。