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『バーバラと心の巨人』あらすじ、鑑賞レビュー

ハリー・ポッターと賢者の石』のクリス・コロンバス監督プロデュース作で、巨人を倒すことに青春を捧げる風変わりな少女・バーバラの冒険と成長を描いた『バーバラと心の巨人』鑑賞しました!

 

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(C)I KILL GIANTS FILMS LIMITED 2017

 

 

あらすじ

ウサギの耳を頭に付けたちょっと風変わりな少女バーバラは、今日もまたひとりで森にやって来ては、木々に自作の“餌”をなすりつけて回っている。町の人々は誰一人気づかないが、ここ最近、町に不穏な空気が流れ込んでいるのだ。そう、町に“巨人”が襲来する日が近いことにバーバラだけが気付いている。実は、バーバラは“巨人ハンター”なのだ。巨人を倒す呪文は“コヴレスキー”。奇跡の大逆転を遂げた大リーガーの名前と同じだ。巨人襲来を誰も信じないことはバーバラ自身もよく知っているから、バーバラは自分の殻に閉じこもり、どんどん孤立していく。そんな彼女を、兄のデイヴは“オタク”と呼びバカにし、妹と弟の世話や家事を一手に請け負う姉のカレンは、バーバラの言葉に耳を貸す時間がない。
 ある日、一人で“罠”の見回りをしていたバーバラに、イギリスのリーズから引っ越してきた少女ソフィアが声を掛ける。バーバラがすることにソフィアは興味津々だが、バーバラは無視。次の日も、一緒に登校したがるソフィアを頑なに拒絶する。なぜなら学校でもバーバラは、不穏な巨人の気配や予兆を、おまじないで遠ざけるため忙しいのだ。そんな不審な行動に、新しく赴任してきたスクールカウンセラーのモル先生が目を留める。昼食時、イジメっ子のテイラーら3人組がバーバラをいじめにやって来るが、そこにモル先生から呼び出しが入る。だがバーバラはモル先生とのカウンセリングも拒絶。すべての人に心を閉ざし、交流を拒絶するバーバラだったが、またも話しかけて来るソフィアに、遂に重い口を開き、“巨人”について話して聞かせる。半信半疑ながら真剣に聞くソフィアに、少しずつバーバラも心を開きはじめる。そしてまたもバーバラをイジメにやって来たテイラーらを、ソフィアが機転を利かせて救い出し、2人は急接近していく。
 巨人から町を守ろうとするバーバラの行動は、不穏な空気の濃度が高まるにつれ、益々常軌を逸していく。バーバラの味方であるソフィアでさえ疑問を感じ、「巨人はいない」と忠告するようになる。そしてある日、テイラーらに襲われたバーバラを家に送り届けたソフィアは、決してバーバラが上がろうとしない二階のある部屋で、バーバラが避けて来たものを目撃してしまう。バーバラの秘密を知ったソフィアは、どうにかバーバラの力になりたいと思うが、バーバラは耳を貸さない。姉のカレンに聞いて事情を知るモル先生は遂に、「巨人はいない。現実から目を逸らすな」と正面からバーバラに語り掛ける。現実を受け入れきれずパニックを起こし、嵐の中に飛び出していくバーバラ。そんなバーバラに、荒れ狂う波間から巨人が襲い掛かる―。

映画『バーバラと心の巨人』公式サイト

 

 

 

ウサ耳眼鏡女子その正体は“巨人ハンター”

 

 

本作の原題は『I KILL GIANTS』。穏やかではないタイトルですが、本国のポスタービジュアルも正面に迫る巨大な“巨人”に、ハンマーを手に対峙するウサ耳を付けた少女の後ろ姿が描かれた強烈なビジュアルが印象的です。

 

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(C)I KILL GIANTS FILMS LIMITED 2017

 

巨人の存在を誰も信じてくれない。しかし、バーバラは街や大切な人を守る為に、罠を仕掛け、来たる巨人との対決の日に備える毎日を過ごすのです。常日頃から肌身離さず持ち歩くハート型のポシェットには、巨人を一撃で仕留めることのできる伝説のハンマー“コヴレスキー”が封印されています。うさ耳はうさぎが守り神だとかなんとか(うろ覚えすみません。)

しかし、バーバラのその奇怪な行動に学校の生徒や先生、家族までもが完全に変人扱い。バーバラは浮いた存在どころかいじめっ子に目を付けられいじめられる始末。姉・カレン、兄・デイヴからも厄介者扱いを受けていました。

そんなバーバラにもイギリスから引っ越してきて同じく浮いていたソフィアと友達になり、学校のカウンセラーのモル先生のカウンセリングも受けるようになりました。

孤独だったバーバラにも理解者が出来、次第に心を開いていくバーバラですが、街に不穏な空気が増していくにつれ、エスカレートするバーバラの奇行。

果たして巨人は本当に存在するのか?なぜバーバラはそこまでして巨人を倒すことに執着しているのか?そこには優しく衝撃の事実が隠されていました。

 

 

 

まとめ

 

 

あまり事前知識を付けずに鑑賞したのですが、まず邦題がネタバレしちゃってますね。日本では巨人との戦いがバーバラの妄想なのかどうかに重きを置かず、バーバラが巨人と戦う理由や経緯、そして困難に立ち向かうひとりの少女の感動の成長物語として打ち出しているのだと思います。

序盤はバーバラの奇行が理解出来ず、彼女の周囲の人と同様に変人という目で見ていました。

しかし、壁にぶち当たっても自分を曲げず困難に立ち向かう彼女の姿に同情し、いつしか心の中でバーバラを応援している自分がいました。

そして、物語のラストに彼女が巨人と戦う理由に感動しました。周囲に反対されても批判されても自分を貫き、困難に立ち向かう彼女の姿に勇気をもらえる映画です。