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『フォルトゥナの瞳』あらすじ&がっつりネタバレ感想

百田尚樹原作で幼少時の飛行機事故により人の死が見えてしまう能力、フォルトゥナの瞳を持った青年が1人の女性と出会い、恋に落ちるファンタジーラブロマンス映画『フォルトゥナの瞳』を鑑賞しました!

 

 

映画チラシ フォルトゥナの瞳 神木隆之介

 

あらすじ

幼少期に飛行機事故で家族を失った【木山慎一郎】(神木隆之介)は、友人も恋人も作らず仕事のみに生きてきた。しかしある日、「死を目前にした人間が透けて見える能力」―フォルトゥナの瞳―を持っていることに気づき、生活が一変してしまう。自分の力に苦悩する日々の中、偶然入った携帯ショップで【桐生葵】(有村架純)に出会う。明るく、自分に夢や自信を与えてくれる彼女に心惹かれていき、孤独だった慎一郎の人生に初めて彩りが生まれる。互いに惹かれ合った2人は幸せな日々を過ごしていくが、それもつかの間、突然街ゆく人々が次々と透け始めてしまう。そして、ついには葵までもが― 

「人は朝起きてから夜寝るまで9000回何かを選択している―」(劇中より)
愛する人の“死の運命”が見えた時、慎一郎は何を選択するのか。
心震えるラストが待ち受ける―

STORY 映画『フォルトゥナの瞳』公式サイト

 

 

 

以下ネタバレ注意

 

 

 

 

 

 

がっつりネタバレ

 

 

幼少期の飛行機事故により、人の運命が見えてしまう能力、フォルトゥナの瞳を手に入れてしまった慎一郎は成長して、自分を引き取り育ててくれた遠藤哲也が営む「GARAGE ENDO」で働いていた。

飛行機事故の時に近くで助けを求めていた少女を救うことが出来ずに今でも自分を責めている慎一郎。

 

ある日、街で手が透けて見える男性を見かけた慎一郎は気になり後を追いかける。

するとその男性は車に轢かれ即死してしまった。

人の運命が見える能力に動揺する慎一郎だったが、ある日、携帯の修理のために訪れた携帯ショップのスタッフである葵に出会い、惹かれていく。

後日再度、携帯ショップを訪れた慎一郎は動揺する、なんと目の前にいる葵の手が透けていたのだ。

慎一郎は死に近付いている運命から葵を救うために大切な話がある。と勤務後に会う約束を交わす。

約束したカフェにやってきた葵だったが、彼女の手は先程とは違い透けていなかった。

葵が死の運命から逃れたことがわかり安堵する慎一郎は「1人の命が救われた」と言い葵を残してその場を去る。

しかし、カフェを出て少し歩いていると突然胸部に強烈な痛みが襲う。

 

後日、社長の遠藤から2号店を任された慎一郎が働いていると、葵が店を訪ねてきた。

携帯ショップでの顧客情報からなんとか慎一郎の職場を見つけ出してきたという葵はどうしても慎一郎にお礼が言いたかったと伝える。

実は先日カフェで2人が会っていた日、普段葵が帰宅時に通る道沿いにある工場で爆発事故があったのだ。しかもその事故は葵が普段帰宅時に工場の前を通る時間に起こっていた…。

あの日、慎一郎が大切な話があると葵を誘わなければ葵は亡き人になっていた。

あなたは命の恩人だという葵に対して慎一郎は偶然だと言い張る。

 

ある日社長の店に訪れた慎一郎だったがそこでは、客の車を無断で使用していたとして従業員の金田が社長にクビにされていた。

すると社長の手が透けるようになっていた。気になった慎一郎が社長を食事に誘い出した道中、クビにされた事を逆恨みした金田が社長を襲う。

しかし、咄嗟に慎一郎が庇が庇うことで死の運命から社長を救うことに成功する。

しかしまた慎一郎を激しい痛みが襲い、気を失ってしまった。

 

病院で目が覚めた慎一郎は彼と同様にフォルトゥナの瞳を持つ医者の黒川と出会う。

慎一郎は黒川から人の運命を変えれば自分が死に近付く。人の運命に関わるな。と忠告を受ける。

 

葵と出会い惹かれていた慎一郎は彼女の職場を訪ね告白し晴れて交際が始まった。

2人はデートを重ねて幸せな日々を過ごしていた。

慎一郎は婚約指輪も購入してプロポーズするつもりでいた。

 

そんなある日、慎一郎のガレージに宇津井という社長の常連が訪れた。

この男は昔、本店で働いていた時に慎一郎が好意を持っていた同僚の真理子と交際していた男だった。

当時真理子も慎一郎に好意を持っていたが慎一郎は真理子の想いに応えずにいた。

それに業を煮やした真理子は宇津井のデートの誘いを受け交際を始めた。

 

店を訪れた宇津井に真理子の近況を聞くと、真理子とは遊びで散々貢がせた挙句に風俗で働かせたと知る。

自分の気持ちに正直に真理子とは向き合っていればそんな真理子の運命を変えれたはずだと自分を責める慎一郎。

そして宇津井から預かった車の整備を終えて宇津井が車を受け取りにきた。

すると宇津井の手は透けていた。宇津井に死が迫っていた。

その事実を知った慎一郎は彼の運命を変えることが出来たが慎一郎は何もしなかった。

そして後日、宇津井は死亡した。居眠り運転による交通事故だった。

 

救えた命を何もせずに見殺しにした自分を責める慎一郎。

そのことで塞ぎ込み葵とも口論になってしまう。

 

胸に痛みを感じた慎一郎は黒川の病院を訪れ検査をし、狭心症と診断された。

そしてまた誰かの運命を変えれば命はないと宣告される。

 

自身の能力、人の運命に関わること、救えた命から目を背けたことで悩む慎一郎。

公園で悩んでいるとそこで遊んでいた幼稚園児の手が透けていた。

しかも1人ではない。その公園で遊んでいた幼稚園児全員が透けて見えたのだ。

 

そして電車の乗ると車内にいる大勢の人間が透けていた。

慎一郎は数日後に控える幼稚園児の遠足で電車を利用する事を知り、その電車を利用する人間が大勢死ぬと予想する。

その電車は葵が早番出勤の時に利用する電車だった。

 

葵と会い以前の口論の事を謝罪し、葵が透けていない事に安堵する慎一郎。

しかし、食事を作ると冷蔵庫に手を伸ばした葵の手は透けていた。

愛する人の死から救うために慎一郎は葵に旅行を提案する。

葵はシフトを変更して旅行に行く事に承諾した。

 

そして迎えた運命の日、葵から旅行に行けなくなったとメールが届いた。

愛する人の死から救うことは出来ないのか。

慎一郎は葵を死の運命から救うために走り出す。

駅に到着した慎一郎だったが丁度運命の電車の扉が閉まり走り出してしまった。そしてそのドアの向こうに葵の姿を見つける。

 

それでも諦めない慎一郎はタクシーを利用して先回りをした。

すると線路沿いで作業をしていたクレーン車の運転手が透けている事を発見し、ここが未来に起こるべき大惨事の現場だと確信する。

 

線路に降り立った慎一郎は発煙筒を炊き、迫り来る電車の前に立ちはだかった。

慎一郎に気付いた電車はブレーキをかける。その時、線路沿いのクレーン車がバランスを崩し彼の後ろで横転した。

慎一郎の目の前で止まる電車。彼の行動により大惨事は免れた。

 

電車から飛び降り慎一郎を抱きしめる葵だったが彼は動かなかった。

慎一郎は電車に乗っていた大勢の人の命を救った。自分の命と引き換えに。

 

後日亡くなった彼の部屋を整理する葵。

そこで見つけた慎一郎が購入していた指輪と葵に宛てた手紙を見つける。

 

そして葵の心の独白が始まる。

葵の正体は慎一郎が飛行機事故の時に救えなかったと思っていた少女その人だった。

実はその時、慎一郎は葵を助け出していた。そして葵も彼同様フォルトゥナの瞳を持っていた。

初めて出会った時から葵は慎一郎なフォルトゥナの瞳を持っている事を知っていた。そしてデートを重ね、彼こそが飛行機事故で自分を助け出してくれた男の子だと確信していた。

 

葵は大勢の人の死よりも愛する人との未来を取った。そして、慎一郎にも同じように自分との未来を取って欲しかった。

しかし、彼は死の運命を迎える人々を見捨てずにその大勢の命を救った。自分の命と引き換えに。

 

慎一郎からの手紙を読み涙する葵だった。

 

 

 

 

 

ネタバレ感想

 

 

原作の百田尚樹さんの『フォルトゥナの瞳』は未読です。

鑑賞前よりこの映画には秘密があります等のネタバレ注意の公式コメントを目にしていていたのでどんなどんでん返しがあるのかと期待していましたが、秘密の部分に関してはある程度予測できる内容であり、本編の冒頭、また途中にもヒントがあるので驚くものではありませんでした。

なにより葵役の有村架純さんが可愛すぎて感動が薄らいだ事は言うまでもありません。

特におすすめは慎一郎と葵が付き合い始めデートを重ねるシーンでの一コマ。

車の展示会のような場所でのデートで普段前髪を下ろしている葵がその時だけ前髪を上げているのです!

その時の有村さんが最高に可愛かったので是非ご確認ください。

 

特異な能力を持ち、運命を受け入れるべきか、運命に抗うべきか苦悩し、自身を犠牲にしても大惨事を止めるべく奔走する慎一郎の姿はヒーローそのものでした。

また、来るべく未来を変えるために奔走する慎一郎は神木隆之介が演じてることもあって『君の名は。』を彷彿とさせました。

 

 

 

 

 

フォルトゥナの瞳 (新潮文庫)

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君の名は。

君の名は。