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不朽の名作が実写で新しい世界へ『アラジン』アニメ版との違いやあらすじ&ネタバレ鑑賞レビュー

 

ディズニーの名作アニメーション映画をガイ・リッチーが監督を務め、ランプの魔人ジーニーをウィル・スミスが演じて話題となった実写版『アラジン』最速試写会で鑑賞しました!

 

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上映終了後にはランプの魔人、ジーニーを演じたウィル・スミスさんもスペシャルゲストとして登壇しました。

 

 

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あらすじ

ダイヤモンドの心を持ちながら、本当の自分の居場所を探す貧しい青年アラジンが巡り合ったのは、王宮の外の世界での自由を求める王女ジャスミンと、 “3つの願い”を叶えることができる“ランプの魔人”ジーニー。
果たして3人はこの運命の出会いによって、それぞれの“本当の願い”に気づき、それを叶えることはできるのだろうか──?

引用元:作品・キャスト情報|アラジン|ディズニー公式

 

 

ネタバレなし感想

 

 

オリジナルのアニメ版に沿ったストーリー展開と“ホール・ニュー・ワールド”や“フレンド・ライク・ミー”の名曲が彩る名シーンはそのままにいくつか実写版独自の演出や変更点が見られた新しい『アラジン』としてとても楽しむことができました。

もともとアラビアン・ナイトの世界観と音楽の親和性が高く、アラン・メンケンの名曲と実力のあるキャストの演技力も合わさり、ミュージカル映画としても完成度の高い作品になったと思います。

 

ホール・ニュー・ワールド”のシーンでは魔法の絨毯で空を舞い、美しいアラビアン・ナイトの幻想的な世界とアラジンとジャスミンの美しい歌声に包まれ、自然と涙が溢れてきました。

 

公開前から大きな反響を呼んだウィル・スミスによるジーニーのビジュアルも違和感なく受け入れられました。

思えばオリジナルのアニメ版のジーニーも声優を担当したロビン・ウィリアムズをモデルとしていましたし、実写版のジーニーのあのビジュアルも妥当でしたね。そして物語の結末を見てもあのビジュアルである意味にも納得しました。

 

アラジンのサクセスストーリーとしての印象が強かったオリジナルアニメ版でしたが実写版ではアラジンはもちろん、ジャスミンジーニーにも焦点が当てられ、まさに“アラジンと王女とランプの物語”だったと言えます。

特にジャスミンは時代に合わせてこれまでのプリンセス像とは異なった新しいプリンセスは必見です。

 

そして元ワン・ダイレクションのメンバーであるZAYNとジャヴァイア・ワードによるエンドソングのホール・ニュー・ワールドもとても素晴らしかったです。

早くサウンドトラックを聴きたいですね。

 

ホール・ニュー・ワールド (エンドソング)

ホール・ニュー・ワールド (エンドソング)

  • ZAYN & ジャヴァイア・ワード
  • サウンドトラック
  • ¥250

 

 

 

※以降ネタバレを含みます

 

 

 

 

原作との大きな相違点

 

 

1.アラジンの3つ目の願い、自由になるランプの魔人ジーニー

 

アラジンは3つ目の願いでジーニーを自由にすることを約束していました。

ジャファーの野望を打ち砕いたアラジンですが、王子と身分を偽っていたことが露見してしまい、王子しか王女と結婚できないという法律と、罪の意識からジャスミンの前から立ち去ろうと考えます。

そんなアラジンにジーニーは3つ目の願いでもう一度王子になれると提案します。

 

しかし、その提案に反してジーニーを自由にすることを選んだアラジン。

腕輪の拘束が取れ自由となったジーニーは魔法で空を飛び、念願だった世界旅行に出かけるのでした。

 

というのがアニメ版『アラジン』の結末でした。

 

その後のアニメ版続編でも魔人としてアラジンたちとアグラバーで暮らす彼の姿が見えますね。

 

実写版『アラジン』でもアラジンが3つ目の願いでジーニーを自由にすることは同じですがその結果に大きな違いがありました。

 

それはジーニーが“人”となることです。

ジーニーは実写版の劇中でも人になることを度々願っていました。

そしてジャスミンの侍女に好意を抱き、夜の散歩に誘うなど人らしい姿が垣間見えました。

アラジンの願いにより魔法が解かれ人となったジーニーは好意を抱いていた侍女と共に生きていくことを決めたのでした。

 

なかなか衝撃の結末でしたが、実は実写版の冒頭で船で旅をする1人の男とその2人の子供たち、そしてその妻と見られる家族が登場します。

子供たちは男に物語をせがみ、男は子供達にアラジンと王女のランプの物語を語り始めます。

男は『アラビアン・ナイト』を歌い始め、舞台はアグラバーのアラジンへと移っていくのです。

 

アラビアン・ナイト

アラビアン・ナイト



何を隠そう、この男を演じているのがジーニー役のウィル・スミス。そしてその妻がジャスミンの侍女だった女性なのです。

 

エンドロールでウィル・スミスの役名にジーニーともう一つ明記されていたので人の姿にも何かしら役名があるのかもしれません。(私は読み取れませんでした笑)

 

 

2.ジャスミンの願い

 

アニメ版のジャスミンは結婚を願う父であるサルタン王の気持ちとは裏腹に求婚者を全て追い返してしまい、結婚を拒否していました。

結婚を拒否する理由としては「結婚を押し付けないで。愛のない結婚なんて」とごもっともな理由を述べ、「王女なんて辞めたいわ」と嘆いています。

 

実写版での大きな違いはジャスミンは国を訪れる求婚者と結婚をしてもいいと考えている点です。

しかし、ジャスミンは自分こそ次期国王に相応しいと言い張り、国王になりたいという願いを持っています。

 

アリ王子に扮したアラジンと魔法の絨毯で宮殿を抜け出す印象的なシーン。

賑わう国民を空から見守るアラジンとジャスミンでしたが国を訪れたばかりのはずのアリ王子が自分より国に詳しい事を恥じていました。

劇中でも何度か国や国民を想う場面が見受けられます。

 

そして物語の終盤、ジーニーの魔法により王となったジャファーに寝返った衛兵たちでしたが、ジャスミンは最後まで屈しませんでした。

ジャファーの命令で衛兵たちに連行されそうになるジャスミンでしたが、これに反抗して力強くスピーチレス〜心の声〜を歌います。

力強い王の資質を見せた彼女の姿に衛兵たちは正気を取り戻しジャファーに反抗するのでした。

 

スピーチレス~心の声 (パート2)

スピーチレス~心の声 (パート2)

 

そしてアラジンの活躍によりジャファーの野望を打ち砕くとサルタン王は次期国王にジャスミンを任命します。

国王になれば法律も自由に変えられる。つまり王女の結婚相手は王子のみという悪法さえも。

身分の違いと罪の意識から宮殿を立ち去ったアラジンの後を追いかけ、多くの国民が見守る中、国王になったジャスミンはアラジンとの結婚を決めるのでした。

 

ジーニー役のウィル・スミスによるとこのような力強く王位を継ごうとするジャスミンのキャラクターは撮影をしていく中で、ジャスミンを演じたナオミ・スコットが作り上げたものだそうです。

映画というものはその時代を切り取り反映されるものですが、まさに今の社会を象徴したような演出でした。

 

 

まとめ

 

27年の時を経て実写化されたディズニーの名作アニメーション『アラジン 』

オリジナルのアニメ版『アラジン 』が公開された1992年は実写版でジーニーを演じたウィル・スミスがスクリーンデビューした年だそうです。

 

本記事では書ききれない魅力が他にもたくさんあります。

数あるディズニー・アニメーション作品の中でも『アラジン 』は好きな作品で、A Whole New WorldとFriend Like Meは何度も聴いた思入れのある曲です。

そんな私のお気に入りはアラジンが偽ったアバブワ国のアリ・アバブワという身分ですが、実写版では幾度もアバブワという国がどこにあるのか、地図上でも説明を求められアラジンがジャファーやジャスミンに詰め寄られるシーンが良かったです。

 

今もなお世界中で愛され続けているアニメ版を現代風に解釈パワーアップした実写版『アラジン 』字幕版でも吹替版でも繰り返し見たくなる最高のエンターテイメント作品だと思います。

 

 

アラジン (字幕版)

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