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映画『万引き家族』感想(ネタバレ)

是枝裕和監督最新作『万引き家族』を先行上映で鑑賞してきました!

 

まずは第71回カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞おめでとうございます。

日本人の受賞は21年ぶりの快挙ということで盛り上がってますね。

 

万引き家族 豪華版Blu-ray(特典なし)

 

 

あらすじ

東京の下町。高層マンションの谷間に取り残されたように建つ古い平屋に、家主である初枝の年金を目当てに、治と信代の夫婦、息子の祥太、信代の妹の亜紀が暮らしていた。彼らは初枝の年金では足りない生活費を万引きで稼ぐという、社会の底辺にいるような一家だったが、いつも笑いが絶えない日々を送っている。そんなある冬の日、近所の団地の廊下で震えていた幼い女の子を見かねた治が家に連れ帰り、信代が娘として育てることに。そして、ある事件をきっかけに仲の良かった家族はバラバラになっていき、それぞれが抱える秘密や願いが明らかになっていく。

引用元:万引き家族 : 作品情報 - 映画.com

 

というお話ですが、いやー!全員演技が本当に素晴らしかったです。

家族の何気ない食卓での会話、一つひとつに見入ってしまいました。

長年、様々な家族の形をリアルに撮ってきた是枝監督ならではというのもありますが、俳優さんの演技力あってこそだと思います。

特に樹木希林さん、安藤サクラさんの演技には息を呑みました。

 

内容についてですが、鑑賞前は拾ってきた女の子、ゆりちゃん以外は血の繋がった家族だと思ってましたが、それぞれが秘密を抱えており名前も偽名でした。

ここの人間関係や名前の由来など少し混乱しそうですね。

 

血の繋がりこそ無いものの、何かの縁に導かれて集まった人達。

劇中では貧しくも笑顔が絶えない家族が描かれていますがどこかよそよそしさが隠しきれません。

翔太に自分の事を父親と呼んでほしい浩、恥ずかしさから、浩のことを父親と呼べない翔太。

家族の秘密が明るみになり離れ離れになった後、浩のアパートに翔太が泊まりにきます。

浩は父親になることを諦め、「おじさんに戻るよ」と告げます。

翌日、別れ際に翔太に声をかけますが翔太は顔も合わせません。

翔太が乗ったバスを走って追いかける浩、その浩を見つめ翔太は声を出さずに口を動かします。

発声しなかった為、正確に何と言ったかは不明ですが「父ちゃん」と言っているように見えました。

 

血の繋がりもなく、犯罪で繋がっていた偽装家族でしたが、本物の家族でした。

 

普段、あまり邦画を観ないんですけどそんな私でも鑑賞して良かったと思えた作品でした。

 

家族の在り方や、絆について描かれた本作。

観た人によって捉え方が変わると思います。

カンヌで最高賞を受賞した万引き家族、是非劇場で鑑賞してみてください。

私も話を整理してからもう一度鑑賞してみたいと思います。